Review
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エルミナージュ2 ~双生の女神と運命の大地~
シナリオ以外は文句無し / 8
特徴
- 古典的
オールド感が漂う古典的な3DダンジョンRPG。
言わずもがな、至ってシンプルな作りである為、
良く言えば無駄が無い、悪く言えば地味。
- ダンジョンRPGのタイプ
1つのダンジョンをストイックに潜るタイプのダンジョンRPGではなく、
数あるダンジョンの中から選択して潜るというタイプのダンジョンRPGである。
- オートマッピング
マップ(地図)を自動的に埋めていく"オートマッピング"システムを搭載している。
- 自由度
フリークエストである事を筆頭に、自由度の高い仕上がりと成っている。
- キャラクターメイク
一般的な3DダンジョンRPGと同様に、
プレイヤー自らがオリジナルのキャラクターを作成し、プレイする事が出来る。
- 転職
一般的な3DダンジョンRPGと同様に、
条件さえ満たしていれば、街の施設である訓練所で
いつでも転職を行う事が出来る。
- アイテム&ゴールド
一般的な3DダンジョンRPGと同様に、
アイテム&ゴールドは、キャラクター別に所持するという仕様である。
- レベルアップ
一般的な3DダンジョンRPGと同様に、
敵を撃破し、経験値を得るだけではレベルは上昇せず、
帰還し、街の施設である宿に宿泊する事で上昇する。
- 全滅
パーティーが全滅してしまった場合、
死体はダンジョン内に残されたままと成る為、
別のパーティーを編成し、自ら死体を回収しに行くか、
街の施設である寺院にて、死体の回収を依頼しなければ成らない。
- 戦闘
物理攻撃での自動戦闘を行う事が出来る"総攻撃コマンド"、
前ターン時に選択したコマンドをリピートする事が出来る
"コマンドリピート機能"が搭載されている。
- キャラクター重視の面白可笑しいシナリオ
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▲名場面「俺がヘルマスター!!」の図。 |
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ジャンル、そしてパッケージからして一見硬派なゲームに見えるのだが、
全くそんな事は無く、軟派なゲームであると断言出来る。
(軟派なゲームという分類も今1つ意味は分からないが)
時代に合わせてきた、とでも言うべきか、
"ツンデレ"を筆頭に、"男の娘"といったアブノーマルな路線の
萌え要素まで押さえた作りと成っており、
キャラクター重視の面白可笑しいシナリオで展開されるストーリーに関しては、
良い悪いはさておき、"同人"臭い印象は否めない。
前作からこういった傾向はあったのだが、
輪を掛けて色濃く出ているといった感じに仕上がっている。
硬派なゲームを期待しているのであれば、
間違い無く肩透かしを食らってしまう事は請け合い。
その落差を何かに例えると、
文学小説だと思って読み始めたらライトノベルだった。
という感じかもしれない。
逆に言えば、
ライトで緩いノリが好きなプレイヤーにはお奨め出来るのかもしれない。
(但し、ゲームそのものについては全然緩くは無いのだが)
この点については趣向の違いで評価が分かれる賛否両論的要素。
ちなみに、敢えて述べるならば、
ファンタジー感溢れる壮大な音楽やグラフィック周り、
そしてゲームシステムに関しては硬派と呼べるのかもしれない。
- 結婚
"結婚"システムが搭載されており、
モンスターとの結婚が可能、結婚によって子供を誕生させる事が出来る。
掛け合わせるという要素が追加された事により、
やり込み要素が前作よりも更に充実した。
- クイックセーブ
緊張感に欠けると言われればそれまでなのだが、
便利なクイックセーブが搭載されている。
- データインストール
メモリースティックへデータをインストールする事が出来、
ロード速度を速める事が出来る。
- フェイスロード
自前で用意した画像を
キャラクターのアイコンとして使用し、プレイする事が出来る。
- 図鑑
冒険の中で入手したアイテムや撃破した敵に関するデータを閲覧する事が出来る
"図鑑"というシステムが搭載されている。
- やり込み要素
前作同様、"やり込まなければ"攻略する事の出来ない
高難易度のエクストラダンジョンが用意されている。
+ポイント
- ユーザビリティ
前作もユーザビリティが高く、操作感等が良い印象を受けたが、
シリーズを重ね、更に良く成っている。
[シリーズ共通点]
・オプションが充実している。
・総攻撃コマンド、コマンドリピート機能が搭載されている。(戦闘時)
[改良点]
・□ボタンの機能にメッセージ高速自動送りが追加された。
・「方向キーの下を押した時」に関するオプションが追加され、
"振り向き"か"後退"のどちらにするかを選択する事が出来る様に成った。
(前作での仕様は"振り向き")
・コマンドリピート機能が、
前回の戦闘時のコマンドも記憶するように成った。
・非戦闘地域(城等)の名前には色が付けられ、
地域を移動する際の視認性が向上した。
・素材アイテムを倉庫へ預けたままでも錬金を行える様に成った。
[変更点]
・暗闇の中ではマップ(地図)を開く事が出来なく成った。
- 図鑑
図鑑に掲載される全ての対象にはグラフィックや説明文が用意されており、
作り込んでいる事が窺える。
- ヒント
ゲームに詰まったプレイヤーを救済する為に、
ヒントがゲーム内で販売されているという現代ゲームらしい親切設計。
- 演出
巨大な敵は巨大な敵として扱われており、
画面一杯に拡大表示されて単体で出現したりと演出が効いている。
モンスターグラフィックの多くが過去に同メーカーが製作した
3DダンジョンRPG(ウィザードリィシリーズ)からの使い回しであったりするが、
演出が効いている為、多少新鮮に感じる事もある。
気に成る点
- 使い回し
モンスターグラフィック等の多くのグラフィックが過去に同メーカーが製作した
3DダンジョンRPG(ウィザードリィシリーズ)の使い回しである。
- 使い回し(2)
前作と酷似した内容と成っており、
続編ではあるものの、
ちょっとしたマイナーチェンジバージョンとしか思えない内容。
- シナリオ
上記「特徴」の項で記述しているシナリオに関する点については、
非常に気に成る。
終始繰り広げられる独特の面白可笑しいシナリオは評価し辛い物がある。
作品のタイトルが
「えるみなーじゅ。 ツー↑ ★そーせいのめがみとうんめーのだいち★」的な、
緩い感じであったならば、評価出来たかもしれない。
プレイするかどうかはさておき。
総評
ゲームそのものについては、
ユーザビリティも高く、悪くは無いのだが、
面白可笑しいシナリオに関しては何とも言えない。
しかしながら、
シナリオを捨てた上で、プレイするかどうかを考慮してもいい程度の
面白さは一応持ち合わせていると思われる。
(最近は萌え路線で流行しているらしいジャンルではあるものの、
オールド感が漂うジャンルである事には違いなく、そもそもプレイヤーを選ぶ様な気もするが)
あれこれ言いつつも、
総評としては、「良」(但し、シナリオを除く)
- タイトル
- エルミナージュ2 ~双生の女神と運命の大地~ |
Elminage 2 ~双生の女神と運命の大地~ - 対応機種
- Playstation Portable
- ジャンル
- ダンジョンRPG
- プレイ人数
- 1人
- 発売日
- 2009年10月29日
- CERO
- B(12歳以上対象)
- メーカー
- STAR☆FISH




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